騒乱の歓楽者を使うためにURデルバーを調整してきましたが、このデッキは元々のデッキ全体のパワーがどうしても他のデッキと比べて劣り、それをカバーするために入れた騒乱の歓楽者もURデルバーというデッキの構成上出る前に非常に対処されやすく、結局自分ではうまく活かしきることができなかったというのが正直なところです。


騒乱の歓楽者のディスカード能力の部分がやはりネックで、URでは安全に通すために打ち消しを構えていては本末転倒になってしまいます。
今まで、とにかく最短で歓楽者を出そう、デルバーで使おう、とばかり考えてしまっていましたが、いかに手札が0に近い状態で歓楽者を通すことこそが重要だということに気づきました。

打ち消しを構える以外で安全に通す方法といえば・・・、グリクシスカラーにしハンデスを採用する、という結論に辿り着きました。

ハンデスでこちらのハンドを積極的に消費して墓地にスペルを溜めつつ相手の妨害手段を事前に処理。お互い消耗し、相手に妨害手段がない事を確認しつつ歓楽者を唱えてる事でアドバンテージとフィニッシャーを同時に用意することができ一気に畳み掛けられるので、いろいろな面でかみ合っている気がします。

この戦法を使うにあたり、グリクシスデルバーではマナ基盤的に赤ダブシンが非常にネックになってしまうのでちょっと現実的ではありません。それなら、時を越えた探索時代に愛用していたグリクシスパイロマンサーのような中速にすれば、基本地形を取れるのでマナ基盤はしっかりしているため、活かすことができそうです。


以下が暫定のレシピ

4若き紅蓮術士
2瞬唱の魔道士
2悪意の大梟
4騒乱の歓楽者
12

4渦まく知識
4ギタクシア派の調査
4思案
4稲妻
3陰謀段式療法
1無垢の血
2集団的蛮行
1戦慄掘り
1コラガンの命令
2ダク・フェイデン
4意志の力
30

4沸騰する小湖
4汚染された三角州
3Volcanic Island
2Underground Sea
2Badlands
1島
1山
1沼
18

※SBは割愛

構築のポイントとしては、騒乱の歓楽者はゲーム毎に必ず引きたいが複数枚引くと腐ってしまうというデメリットを、集団的蛮行やダク・フェイデンでフォローするという点です。

集団的蛮行の相互作用に関しては他にも、セラピーを使う上で追加のハンド確認手段としても重宝しますし、そのセラピーを捨ててFBすることもできるので非常に使いやすくなります。また、コストは重いですが通常のハンデスと違い後半歓楽者などで引いても腐らないというのも魅力的。それにハンドを無駄なく消費できるので歓楽者のドロー能力も最大限に活用できます。
ダク・フェイデンに関しては、エルドラージの流行でサイドから悪意の大梟や装備品を取る事が多くなっており、環境的にも追い風になっていると言えそうです。


歓楽者を使うためにRUG→URと色々と試行錯誤しましたが、今回こそはうまくいくように調整していきたいと思います。



追伸:

コンスピラシー2のスポイラーで発表された、赤黒の3マナの新ダレッティがグリクシスパイロマンサーにものすごくマッチしていそうです。

+1の1/1トークン生成能力は防衛持ちなので防御用ですが、プラスでエルドラージやタルモアンコウをチャンプし続けられます。

-1能力は、+1で生成したトークンや悪意の大梟をサクって、チャリスや装備品のみならずエムラも対処することができる万能除去。ダク・フェイデンと併用して、破壊しなければ意味がない相手の置物(真髄の針や罠の橋等)をパクって、この能力でサクりつつ生物を破壊、なんて芸当も可能です。-2じゃないところも良い。

-7能力は自分でうまく使っても大梟×3ぐらいですが、相手の戦場や墓地にあるアーティファクトも対象に取れるので、石鍛冶相手だと殴打頭蓋×3をコピーできればものすごいことになりそう。


もし入れ替えるなら全く同じマナコストのコラガンの命令になりそう。グリクシスはダメージによる除去が多いので、直接破壊できる能力を持つ新ダレッティのようなカードはちょうど欲しかったところです。早く使いたい!

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