前々回の日記でも書いたとおり、レガシー環境における霊気紛争の注目カードの致命的な一押しの追加によって、黒を含むデッキが強化されるのではないかと強く考えている今日この頃ですが、そこでも少し触れたBUGデルバーについて今回は更に詳しく掘り下げ、軽量スペルとアドバンテージに重点を置いたボブ型と、ヒム探査型の2種類の形について考察したいと思います。
まずボブ型について。
ボブ型は1マナ除去枠の選択肢が少なく、やむを得ず取っていた見栄え損ないの部分を入れ替えることにより、デッキとして一気に引き締まった感があります。それに致命的な一押しは単純に強いカードのため枚数も多く取ることができるので、構築の幅が広がりそうです。
4秘密を掘り下げる者
4死儀礼のシャーマン
3闇の腹心
3タルモゴイフ
2真の名の宿敵
16
4渦まく知識
4思案
3致命的な一押し
2呪文貫き
4突然の衰微
2集団的蛮行
4目くらまし
3意志の力
26
3Underground Sea
2Tropical Island
1Bayou
4汚染された三角州
4霧深い雨林
4不毛の大地
18
ボブを取っている事によってやや構築に制約が出ますが、その分打ち消しのピアスを2枚と、更に今回は集団的蛮行2枚でコンボに対抗兼除去を落とす手段として取っています。集団的蛮行に関しては、ボブによって得られるアドバンテージを利用して、豊富なハンドを増呪で有効活用しつつ、相手によっては腐る致命的な一押しや中盤以降の目くらましを無駄なく処理するという役割や、BUGにはない火力としてダメージレースを制する(ドレインなので4点差付ける)役割も持っています。
生物に関しては、タルモは逆に致命的な一押しの的になりやすいので3枚に減らし、代わりに除去耐性を持つネメシスを2枚取りました。
続いてヒム探査型。
こちらはアドバンテージが取れない代わりに構築の制約が特になくなるので、重めの呪文や探査生物の採用で他のデルバーにはないパワフルさがあるのが特徴です。その代わりに序盤の小回りが利きにくかったという弱点がありますが、致命的な一押しが補うという形になります。
更に探査生物や除去耐性持ちの生物中心の構築にすることで、逆に使われることを想定した「アンチ致命的な一押し」の側面も自然に持たせられるのもメリットのひとつです。
4秘密を掘り下げる者
4死儀礼のシャーマン
2タルモゴイフ
1グルマグのアンコウ
1墓忍び
2真の名の宿敵
14
4渦まく知識
4思案
2致命的な一押し
1呪文貫き
4トーラックへの賛歌
4突然の衰微
4目くらまし
4意志の力
26
4Underground Sea
1Tropical Island
2Bayou
4汚染された三角州
4霧深い雨林
4不毛の大地
19
致命的な一押しの採用で同じ除去枠のヴェリアナは不採用に。その分デッキ全体が軽くなり構えやすく小回りが利くようになったので、土地は1枚減らして代わりにピアスを採用。デッキ全体のスペルが増えたことでデルバーの変身もしやすさにも貢献できるメリットもあります。
以上、2種類のBUGデルバーの可能性について考察しました。
ここ最近のデルバーといえばグリクシスがかなりの数を占めていましたが、先日のGPでまた少しずつBUGデルバーがジワジワ盛り返ししつつあります。
新環境ではBUG含め様々なデッキが浮上する可能性がありますので、今後もメタの変化に敏感に対応し構築を楽しみたいと思います。
まずボブ型について。
ボブ型は1マナ除去枠の選択肢が少なく、やむを得ず取っていた見栄え損ないの部分を入れ替えることにより、デッキとして一気に引き締まった感があります。それに致命的な一押しは単純に強いカードのため枚数も多く取ることができるので、構築の幅が広がりそうです。
4秘密を掘り下げる者
4死儀礼のシャーマン
3闇の腹心
3タルモゴイフ
2真の名の宿敵
16
4渦まく知識
4思案
3致命的な一押し
2呪文貫き
4突然の衰微
2集団的蛮行
4目くらまし
3意志の力
26
3Underground Sea
2Tropical Island
1Bayou
4汚染された三角州
4霧深い雨林
4不毛の大地
18
ボブを取っている事によってやや構築に制約が出ますが、その分打ち消しのピアスを2枚と、更に今回は集団的蛮行2枚でコンボに対抗兼除去を落とす手段として取っています。集団的蛮行に関しては、ボブによって得られるアドバンテージを利用して、豊富なハンドを増呪で有効活用しつつ、相手によっては腐る致命的な一押しや中盤以降の目くらましを無駄なく処理するという役割や、BUGにはない火力としてダメージレースを制する(ドレインなので4点差付ける)役割も持っています。
生物に関しては、タルモは逆に致命的な一押しの的になりやすいので3枚に減らし、代わりに除去耐性を持つネメシスを2枚取りました。
続いてヒム探査型。
こちらはアドバンテージが取れない代わりに構築の制約が特になくなるので、重めの呪文や探査生物の採用で他のデルバーにはないパワフルさがあるのが特徴です。その代わりに序盤の小回りが利きにくかったという弱点がありますが、致命的な一押しが補うという形になります。
更に探査生物や除去耐性持ちの生物中心の構築にすることで、逆に使われることを想定した「アンチ致命的な一押し」の側面も自然に持たせられるのもメリットのひとつです。
4秘密を掘り下げる者
4死儀礼のシャーマン
2タルモゴイフ
1グルマグのアンコウ
1墓忍び
2真の名の宿敵
14
4渦まく知識
4思案
2致命的な一押し
1呪文貫き
4トーラックへの賛歌
4突然の衰微
4目くらまし
4意志の力
26
4Underground Sea
1Tropical Island
2Bayou
4汚染された三角州
4霧深い雨林
4不毛の大地
19
致命的な一押しの採用で同じ除去枠のヴェリアナは不採用に。その分デッキ全体が軽くなり構えやすく小回りが利くようになったので、土地は1枚減らして代わりにピアスを採用。デッキ全体のスペルが増えたことでデルバーの変身もしやすさにも貢献できるメリットもあります。
以上、2種類のBUGデルバーの可能性について考察しました。
ここ最近のデルバーといえばグリクシスがかなりの数を占めていましたが、先日のGPでまた少しずつBUGデルバーがジワジワ盛り返ししつつあります。
新環境ではBUG含め様々なデッキが浮上する可能性がありますので、今後もメタの変化に敏感に対応し構築を楽しみたいと思います。
コメント
記事を拝見させて頂きました。
当方デルバーに関して知識が無く、
「致命的な一押し」が「見栄え損ない」の代わりになる位かな?程度の認識だったので、
構成まで変わるのは面白いと思いましたし、まだ進化するんか…とため息すら出そうですw
勝手ながらリンク張らせて頂きましたご了承頂ければ幸いです!
はじめまして。記事を読んでくださりありがとうございます。
デルバーは基本的に白を使わない組み合わせがほとんどで、白以外で一線級の1マナの除去といえば稲妻か(実質1マナの)四肢切断ぐらいしか選択肢がなく、特にBUGデルバーは常に除去の選択に悩まされ続けていたので、ついにそれが解消される致命的な一押しの影響はかなりのものと考えています。
また、自ら使うということは相手も使う可能性だったり、除去が効かないコンボデッキが増える可能性も十分に考えられるので、その先を読んで変化していくという意味でのひとつの例として、参考になれば幸いです。