レガシーの禁止改定後のメタを考える
2017年4月25日 Magic: The Gathering2017年4月24日。とうとう奇跡デッキの根源と言える、師範の占い独楽が禁止になりました。
個人的には奇跡を弱体化させるには常々、終末の禁止が一番ではないかと考えていました。元々CTGのようなデッキは今まで特に問題がなかったのに、なぜ同じ系譜のCT系である奇跡デッキが今までずっとトップメタに居続けられたのは、間違いなく終末があったからだと思います。独楽とブレストを併用するデッキでは、終末は実質1マナの破壊しない全体除去というのは正直オーバーパワーだと思っていました。
それに、奇跡デッキを弱体化するという理由で独楽を禁止にすると、奇跡デッキ以外の独楽を使うデッキが割を食うのでは、環境の多様性を広げるという視点から見れば逆に狭めていると言う一面もあるので、独楽禁止にはあまり賛成ではありませんでした。
しかし今回の禁止改訂の結果を見て、やはり独楽自体も害悪だったんだなと改めて考え直すことにもなりました。
無色1マナで設置、1マナで3枚も掘れ且つタップ不要のため何回も起動可能、タップのみでインスタントドロー、そして除去が困難なため一度設置したら基本的に延々と回す事ができる…。これほど性能をたった1マナのアーティファクトができるのはやはり強過ぎ、それに遅延問題も発生するとなると禁止もやむを得ないということですね。
禁止改定の感想に関しては以上です。
さて、独楽が禁止になったことで奇跡は大幅弱体化(というか実質の消滅)したのは私にとっては朗報で、愛用のグリクシスパイロマンサーにとって最も苦手だったデッキのひとつだったため完全な追い風になりました。
恐らく今後増えてくるであろう、奇跡デッキ代わりの青白系石鍛冶やコンボデッキ(SnT・ANT・エルフ)、デルバー系は完全に有利。デスタク・マーベリックのようなデッキにも致命的な一押しの追加でかなり戦いやすくなっています。
ジャンドに関してはあまり対戦経験がないですが、青がないのでトップデッキが弱くアド合戦も騒乱の歓楽者でひっくり返せるので、五分以上はあると踏んでいます。
となると後はエルドラージと土地単。チャリスを使うエルドラージは依然として不利なデッキですが、奇跡デッキに取っていたサイドの枠が空くので、禁止改定前よりはだいぶ戦いやくすなりそうです。土地単に関しても、メインはデルバーデッキほど絶望的でもないし、サイド後は月や外科的摘出等致命的に刺さるカードも多いので、エルドラージほど苦しくはありません。
こうして実践の経験と感覚から、禁止改定後の環境のメタデッキとはほとんど渡り合えることになりそうなので、いよいよグリクシスパイロマンサーが日の目を見る日が来たのではないかと感じています。
後は微調整をしながら今まで以上に大会に積極的に参加し、よい結果を目指していきたいと思います。
個人的には奇跡を弱体化させるには常々、終末の禁止が一番ではないかと考えていました。元々CTGのようなデッキは今まで特に問題がなかったのに、なぜ同じ系譜のCT系である奇跡デッキが今までずっとトップメタに居続けられたのは、間違いなく終末があったからだと思います。独楽とブレストを併用するデッキでは、終末は実質1マナの破壊しない全体除去というのは正直オーバーパワーだと思っていました。
それに、奇跡デッキを弱体化するという理由で独楽を禁止にすると、奇跡デッキ以外の独楽を使うデッキが割を食うのでは、環境の多様性を広げるという視点から見れば逆に狭めていると言う一面もあるので、独楽禁止にはあまり賛成ではありませんでした。
しかし今回の禁止改訂の結果を見て、やはり独楽自体も害悪だったんだなと改めて考え直すことにもなりました。
無色1マナで設置、1マナで3枚も掘れ且つタップ不要のため何回も起動可能、タップのみでインスタントドロー、そして除去が困難なため一度設置したら基本的に延々と回す事ができる…。これほど性能をたった1マナのアーティファクトができるのはやはり強過ぎ、それに遅延問題も発生するとなると禁止もやむを得ないということですね。
禁止改定の感想に関しては以上です。
さて、独楽が禁止になったことで奇跡は大幅弱体化(というか実質の消滅)したのは私にとっては朗報で、愛用のグリクシスパイロマンサーにとって最も苦手だったデッキのひとつだったため完全な追い風になりました。
恐らく今後増えてくるであろう、奇跡デッキ代わりの青白系石鍛冶やコンボデッキ(SnT・ANT・エルフ)、デルバー系は完全に有利。デスタク・マーベリックのようなデッキにも致命的な一押しの追加でかなり戦いやすくなっています。
ジャンドに関してはあまり対戦経験がないですが、青がないのでトップデッキが弱くアド合戦も騒乱の歓楽者でひっくり返せるので、五分以上はあると踏んでいます。
となると後はエルドラージと土地単。チャリスを使うエルドラージは依然として不利なデッキですが、奇跡デッキに取っていたサイドの枠が空くので、禁止改定前よりはだいぶ戦いやくすなりそうです。土地単に関しても、メインはデルバーデッキほど絶望的でもないし、サイド後は月や外科的摘出等致命的に刺さるカードも多いので、エルドラージほど苦しくはありません。
こうして実践の経験と感覚から、禁止改定後の環境のメタデッキとはほとんど渡り合えることになりそうなので、いよいよグリクシスパイロマンサーが日の目を見る日が来たのではないかと感じています。
後は微調整をしながら今まで以上に大会に積極的に参加し、よい結果を目指していきたいと思います。
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