グリクシスパイロマンサーにとって、独楽の禁止により奇跡コントロールが激減しそうなので今後のメタを読みつつ再調整していますが、その中で色々と変更すべき点や発見が出てきました。


まずは現在考案中の最新のレシピを見ていきたいと思います。

4若き紅蓮術士
2瞬唱の魔道士
2ヴェンディリオン三人衆
4騒乱の歓楽者
12
4渦まく知識
4ギタクシア派の調査
4思案
2定業
4稲妻
4陰謀段式療法
2致命的な一押し
1集団的蛮行
1コラガンの命令
4意志の力
30
4Volcanic Island
2Underground Sea
1Badlands
1島
1山
1沼
4沸騰する小湖
2汚染された三角州
2血染めのぬかるみ
18

SB
1残響する真実
2血染めの月
2紅蓮破
2悪意の大梟
2外科的摘出
1ラクドスの魔除け
1夜の戦慄
1紅蓮操作
2真髄の針
1ダク・フェイデン
15


前回の変更点として、瞬唱の魔道士の採用とヴェンディリオン三人衆をメインに繰り上げ。メインのアーティファクト対策にダクとダレッティを採用していたところを、コラガンの命令へ。

瞬唱の魔道士は元々こういうデッキには相性はいいのですが、以前の調整では墓地を食ってしまうことが騒乱の歓楽者の着地に影響してしまったり、悪意の大梟の方が先置きで影響無しなので使い勝手がよく見送っていました。しかし現在は致命的な一押しのおかげで生物除去は悪意の大梟にそこまで頼る必要もなくなり瞬唱でFBする方が強いと感じたからです。更に、対コンボデッキ戦において大梟よりも断然優れていますので、今はデメリットよりメリットの方が勝っていると判断しています。

そして個人的に一番のポイントなのがメインヴェンディリオン。本当に今更なんですが、騒乱の歓楽者との相性が非常にいいという副産物に気づきましたw基本的には他のデッキでの使い方と全く変わらない動きをしつつ、能力が自分も対象に取れるということに着目すると、歓楽者の大きなデメリットであるハンドにダブった時の処理を、実にスマートに行ってくれるということです。そしてディスカードではなくボトム送りなので、歓楽者の枚数を減らさず後から引き直せるのが強み。コンボデッキ以外で持て余しがちな能力を、このデッキでは最大限に発揮できそうです。

今回の調整で石鍛冶対策としても十分対応できるようになったため、ダク・フェイデンはサイドに、瞬唱でスペルを水増し兼相性を考えてダレッティをコラガンの命令に変更したという感じです。


まだこの構築にしてからの実戦経験が少ないのですが、やや心配なのは、3色なのに青と赤のダブシンが共存しているため、色事故が起こりやすくなる可能性が増える部分です。ただ大梟を抜いたので青黒と赤赤を同時に用意する必要はなくなったので、感覚的にはそこで色事故は相殺されているので、あとは実践を増やしてしっかりと調整したいと思います。

コメント

まーちゃそ
2017年4月29日20:01

赤青ダブル揃えたいなら5枚目のボルカとして蒸気孔やM10ランド(イニストランド)を1枚とっても良さそうねー

よしお
2017年4月30日16:07

>>まーちゃそさん
そうですね、他の2色ランド取りたいのは山々なんですが、いかんせん土地の枠がないんですよね…。重コントロールと違い土地を増やせないので、できるだけ最小限で赤青ダブルと黒を捻出したいという贅沢構成ですw
ただ先日少し回してみましたが、大梟と違いヴェンディや瞬唱は瞬速のおかげでフェッチのタイミングを計れるので、多少不毛されても何とかなりそうな感じでした。

nophoto
通りすがり
2017年5月1日18:15

梟抜いたことによって、エルドラージが更に厳しくなりそうですが、どうでしょうか?

よしお
2017年5月1日19:57

>>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、メイン戦では以前の構築よりも対エルドラージには更に不利になった構成だと思います。しかしヴェンディをメインにした代わりにサイドには大梟を2枚取っていますし、他にも月など対エルドラージに効くサイドも多く取っていますので、サイド戦は依然として戦える構成にしています。
環境的に今はエルドラージよりも対コンボ・対デルバーが増えると踏んでいるので、有利なデッキに対しては絶対に取りこぼさないように、不利なデッキに対しては(どのデッキにも言えますが)ある程度割り切る必要があると判断したため、現在の構築にしています。
騒乱の歓楽者をうまく使うというは対エルドラージ戦にとっても重要なことなので、現在の構築は決してマイナスばかりではないと個人的には思っています。

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