謎めいた海蛇入りの新生URデルバー構築
2017年5月27日 Magic: The Gathering以前の日記で、個人的に思うアモンケットの注目カードのひとつである謎めいた海蛇を挙げました。
ヤンパイ型URデルバーに入れた際の使用感については中々に好感触で、コスト軽減が5なので最小2マナに達するにはそれほど苦労がなく探査クリーチャーと使い勝手は大して変わらなかったので、本格的に構築を煮詰めていくことにしました。
しかしこちらも以前にも述べましたが、ヤンパイ型のURデルバーに謎めいた海蛇を入れるとなるとそれなりの構築制限があるので、ただ単に既存のデッキに(主にネメシスの代わりとして)入れられないという問題があります。
その点で最もネックとなるのが1マナクリーチャー不足。
僧院の速僧はバーン寄りの果敢型でこそ真価を発揮する生物なので構えることが多いヤンパイ型とは相性があまり良くない(悪くもないのでそれなりではあるが)、ヤンパイ型にうってつけな渋面の溶岩使いも墓地を食う能力がコスト軽減能力の邪魔をしてしまうため謎めいた海蛇との相性が悪くなってしまう。ゴブリンの先達はヤンパイ型のマナ否定戦略と逆行した能力なので厳しい。
アドバンテージを重視して、1マナ生物はデルバーだけにして瞬唱を入れて試したりもしましたが、やはりもっさり感が強くデッキの完成度としては中途半端になってしまいました。
そして、その他の1マナ生物を探したりしても自分では有効な生物を探せず、1周回って考え直した結果、溶岩使いと併用するという結論に達しました。溶岩使い・海蛇共に入れる枚数を調節し、「どちらか片方を引いて回ればOK」というスタンスで割り切って回してみたところ、ビンゴ。
確かに両方ハンドに来る場合も往々にしてありますが、溶岩使いは避雷針的な役割も強いので場持ちが悪く、序盤であれば能力は1~2回使えればいいほうなので、海蛇の軽減能力と関係のない墓地のフェッチ・不毛や死亡した生物でまかなえることが多いのです。それに併用という意味ではメリットもあり、海蛇は実際には墓地を消費しないので、海蛇を出した後であれば墓地は用済みになり、以後溶岩使いの能力はフル活用できます。
ということで、完成したレシピがこちら。
4秘密を掘り下げる者
2渋面の溶岩使い
4若き紅蓮術士
2謎めいた海蛇
12
4渦まく知識
4ギタクシア派の調査
4思案
4稲妻
3もみ消し
2呪文貫き
4目くらまし
1四肢切断
4意志の力
30
3Volcanic Island
2島
1山
4沸騰する小湖
4霧深い雨林
4不毛の大地
18
※SBは割愛
その他メタによる調整点としては、以下。
・二股の稲妻の追加
・四肢切断の増減
・現在はもみ消しにしているが、呪文嵌めに変更するかどうか
・思考掃きの採用はどうか?単体では弱いが、墓地が肥えれば溶岩使いと海蛇の併用し易さが向上するので、生物の増量も検討できる
余談ですが、謎めいた海蛇はカナスレに採用するのも面白いのではないか、とも考えています。基本的にはタルモとの数枚入れ替えや追加クロック枠としてです。
カナスレに海蛇を採用するメリットとして、
・既存のレシピに入るのでマナカーブの邪魔をしない
・墓地を消費しないのでスレッショルドやタルモのサイズに影響しない
・探査生物と同じく致命的な一押しや突然の衰微に引っかからない除去耐性
・6/5というサイズ。対コンボでは半端にしか上がらないタルモよりクロックで上回り、対生物戦は4/5タルモを超えアンコウ・エルドラージとも渡り合える
・意志の力のブルーカウントとして扱える
謎めいた海蛇が今後デルバー系デッキの強化にどこまで貢献できるか。色々可能性を試していきたいと思います。
ヤンパイ型URデルバーに入れた際の使用感については中々に好感触で、コスト軽減が5なので最小2マナに達するにはそれほど苦労がなく探査クリーチャーと使い勝手は大して変わらなかったので、本格的に構築を煮詰めていくことにしました。
しかしこちらも以前にも述べましたが、ヤンパイ型のURデルバーに謎めいた海蛇を入れるとなるとそれなりの構築制限があるので、ただ単に既存のデッキに(主にネメシスの代わりとして)入れられないという問題があります。
その点で最もネックとなるのが1マナクリーチャー不足。
僧院の速僧はバーン寄りの果敢型でこそ真価を発揮する生物なので構えることが多いヤンパイ型とは相性があまり良くない(悪くもないのでそれなりではあるが)、ヤンパイ型にうってつけな渋面の溶岩使いも墓地を食う能力がコスト軽減能力の邪魔をしてしまうため謎めいた海蛇との相性が悪くなってしまう。ゴブリンの先達はヤンパイ型のマナ否定戦略と逆行した能力なので厳しい。
アドバンテージを重視して、1マナ生物はデルバーだけにして瞬唱を入れて試したりもしましたが、やはりもっさり感が強くデッキの完成度としては中途半端になってしまいました。
そして、その他の1マナ生物を探したりしても自分では有効な生物を探せず、1周回って考え直した結果、溶岩使いと併用するという結論に達しました。溶岩使い・海蛇共に入れる枚数を調節し、「どちらか片方を引いて回ればOK」というスタンスで割り切って回してみたところ、ビンゴ。
確かに両方ハンドに来る場合も往々にしてありますが、溶岩使いは避雷針的な役割も強いので場持ちが悪く、序盤であれば能力は1~2回使えればいいほうなので、海蛇の軽減能力と関係のない墓地のフェッチ・不毛や死亡した生物でまかなえることが多いのです。それに併用という意味ではメリットもあり、海蛇は実際には墓地を消費しないので、海蛇を出した後であれば墓地は用済みになり、以後溶岩使いの能力はフル活用できます。
ということで、完成したレシピがこちら。
4秘密を掘り下げる者
2渋面の溶岩使い
4若き紅蓮術士
2謎めいた海蛇
12
4渦まく知識
4ギタクシア派の調査
4思案
4稲妻
3もみ消し
2呪文貫き
4目くらまし
1四肢切断
4意志の力
30
3Volcanic Island
2島
1山
4沸騰する小湖
4霧深い雨林
4不毛の大地
18
※SBは割愛
その他メタによる調整点としては、以下。
・二股の稲妻の追加
・四肢切断の増減
・現在はもみ消しにしているが、呪文嵌めに変更するかどうか
・思考掃きの採用はどうか?単体では弱いが、墓地が肥えれば溶岩使いと海蛇の併用し易さが向上するので、生物の増量も検討できる
余談ですが、謎めいた海蛇はカナスレに採用するのも面白いのではないか、とも考えています。基本的にはタルモとの数枚入れ替えや追加クロック枠としてです。
カナスレに海蛇を採用するメリットとして、
・既存のレシピに入るのでマナカーブの邪魔をしない
・墓地を消費しないのでスレッショルドやタルモのサイズに影響しない
・探査生物と同じく致命的な一押しや突然の衰微に引っかからない除去耐性
・6/5というサイズ。対コンボでは半端にしか上がらないタルモよりクロックで上回り、対生物戦は4/5タルモを超えアンコウ・エルドラージとも渡り合える
・意志の力のブルーカウントとして扱える
謎めいた海蛇が今後デルバー系デッキの強化にどこまで貢献できるか。色々可能性を試していきたいと思います。
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