先日の日記で、レガシー視点での個人的注目カードをいくつか挙げましたが、今回も例に漏れずドラゴンストンピィで使ってみたいカードが数枚出てきています。その中でも特に気になっている、暴れ回るフェロキドンと風雲船長ラネリーの感触を掴むために、早速投入し回してみました。

ちなみに今回この2枚は単純に生物としての性能と使用感を得たかったので、シナジーの部分はあまり考慮せず一般的なドラスト(罠の橋を取っていない生物で素早くビートするバージョン)の枠に入れて回してみた感想を書いていきます。ですので、細かい調整や詳細なレシピは割愛。


まず、暴れ回るフェロキドンについて。
このカードについては、ドラストでは今のところ「まずまず」といったところ。
どの能力もそれなりに役に立つ場面は出てくるもののやや相手を選ぶ性能なので、単純な3マナのアタッカーとして見た場合、相手にほとんど影響のないゴブリンの熟練扇動者のようなダメージに特化した生物と比べると文字通りパンチ力に欠けてしまいます。
とはいえ、この生物がメインからいるおかげで防げる事がいくつかあるのも事実で、ライフゲイン禁止能力は殴打頭蓋・死儀礼・グリセル等の強さを半減させ、ダメージ能力は、未練ある魂・ヤンパイ・メンター・巣穴からの総出・エルフ等に対する牽制になり得ます。
使ってみると、攻撃的な能力としてイメージしていた部分はどちらかというと妨害手段や抑止力としての側面が強く、苦手なデッキやカードに対する防御的な考えの方が合っているようでした。

一方風雲船長ラネリーは、思った以上に便利で強く、今後ドラストの定番カードになる可能性があるほど高いポテンシャルがあると感じました。
ドラストは瞬間的なマナ加速に頼りすぎて、序盤に相手を封じたのはいいものの土地が詰まり後続がなかなか展開できず逆転負けするというケースがよくありますが、この部分に関して以前の日記でイメージしていた通りで、即効性のあるラネリーの宝物トークン生成能力によってそれをかなり補うことができました。
更にパンプ能力もかなり重要で、基本はマナ加速しつつ3点クロックと考え、後続を展開しなくなった後は宝物を貯めていけば、万が一高タフネスの生物が後から出てきたとしてもラネリー1体で相撃ちを取ることも可能になるのが非常に大きいと感じました。
ラネリーのマナ加速能力によりドラストのマナ基盤が以前よりも安定することを考えると、軽量化した現代のドラストよりも、もう少し重めで4マナ~5マナ域のパワーカードをどんどん叩きつけるような、本来の(?)ドラゴンストンピィのスタイルが帰って来るかもしれません。

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