レガシーでは、ドラゴンストンピィ・エルドラージストンピィ・兵士ストンピィ・デーモンストンピィと、無色を含む各色で存在するストンピィ系ですが、イクサランの相克でむら気な長剣歯が公開された際に、以前の日記に記載した土地単で使いたい他にも、シングルシンボルの3マナであることからストンピィ系でも使ってみたいと密かに考えていました。
今回はストンピィの中でも最もマイナー(?)な緑ストンピィの構築について、構築仮定から調整を経て暫定の完成形まで要点をまとめて箇条書きにしていきたいと思います。

・まずむら気な長剣歯を使うとなれば、踏査能力を活かすため土地は多めの方が良い
→本来ストンピィ系では抑えられがちな土地の枚数を24枚ほどを目安に増量。他の色をタッチしたり不毛の採用もできそう。

・メインアタッカーの選択
→土地を多く使うなら同じくシングルシンボル3マナの不屈の追跡者が最適か。調査がむら気な長剣歯の昇殿の加速に貢献できるシナジーもあり。

・その他の生物の選択
→踏査能力や昇殿、調査に貢献できるラムナプの採掘者の採用。他にもクルフィックスの狩猟者も同じく踏査能力・調査シナジーしつつ古えの墳墓のダメージを軽減させられるライフゲインが噛み合っているので採用。

・緑の太陽の頂点用の1枚挿し生物の選択
→ドライアドの東屋、漁る軟泥、再利用の賢者は確定。高マナ域のフィニッシャーはアルゴスの庇護者ティタニアが各種土地シナジーと相性が抜群なので採用。黒マナが必要だが、ギトラグの怪物も土地シナジーしているので使ってみたい。

・マナアーティファクトの選択
→土地を多くしているのと黒マナも出したいので、金属モックスではなくモックス・ダイアモンドに。

・妨害系・除去系・補助系呪文
→ストンピィ系定番のチャリス、三球は確定。除去兼墳墓のダメージ軽減のため十手を取る(グリッサに付けて良し、割られても回収してよし)。更に除去にも十手の装備先にも昇殿達成にも貢献できる情け知らずのガラクを採用。

・その他枠の関係で入れられないが候補になる呪文
→除去が薄いので追加の除去枠として毒の濁流、妨害手段として手がかりトークンと相性抜群の絡みつく鉄線や煙突(グリッサで回収できる)、クルフィックスの狩猟者と相性が良い森の智恵、黒を使うので追加の墓地対策の死儀礼のシャーマン、相手の除去回避手段に森を護る者、最後のトロール、スラーン、不屈の神ロナス、野生語りのガラクetc・・・


以上を踏まえ、完成したレシピがこちら。

1漁る軟泥
4不屈の追跡者
3ラムナプの採掘者
2むら気な長剣歯
2クルフィックスの狩猟者
1再利用の賢者
1野生の狩りの達人
2アルゴスの庇護者、ティタニア
1ギトラグの怪物
17

4モックス・ダイヤモンド
4虚空の杯
4緑の太陽の頂点
2梅澤の十手
3三なる宝球
2情け知らずのガラク
19

4裏切り者の都
4古えの墳墓
1ドライアドの東屋
5森
2Bayou
4新緑の地下墓地
2霧深い雨林
2不毛の大地
24

※SBは割愛


今回むら気な長剣歯を中心に据えた構築にしようと4枚投入から調整をしましたが、回していると土地単に入れる場合と違い、序盤に複数枚引いてもラムナプの採掘者やクルフィックスの狩猟者を引けないとほとんど仕事をしないのが痛いので、調整の結果各種土地シナジーを利用するのは中盤以降でも十分と判断し2枚になりました。
課題としては、かなり土地シナジーに特化しているため序盤のアタッカー不足にやや不安が残るところでしょうか。そこを埋めるためにシナジーが薄くても他の色拘束の薄い3~4マナ域のアタッカーを探すか、枠が厳しいですが自然の秩序+大祖始(もしくはハンドに来ても素出しも狙える原初の飢え、ガルタ)コンボを搭載するかが現在の候補です。

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