明けましておめでとうございます。
新年の挨拶としてはもうかなり経ってしまっていて大会に出向く頻度も日記を書く頻度も落ちていますが、モチベーション自体はあるので相変わらずオリジナルデッキを試行錯誤する日々ではあります。
しかし今の環境は健全になったとはいえ新たなオリジナルデッキをなかなか大会レベルにまで持っていけないのが災いして、未だにコレといったデッキを見つけ出せずにいるのが現状です。
そんな中、先日新セットであるラヴニカの献身のフルスポイラー発表されました。やはり新セットはオリジナルデッキを作る上で一番のモチベーションになるので、いち早くレガシー級のカードを見つけ出し自分に合うデッキを作るという目的も踏まえて、今回も個人的注目カードを挙げていきたいと思います。
1、アゾリウスの造反者、ラヴィニア
スポイラー初期に公開され話題になった青白の新ヘイトベアー。伝説ですが能力は自分に影響はないので、自分の構築に制限がかからないのが強み。
能力が2つあり範囲が若干複雑ですが、基本的にはマナ加速や代替コストによる踏み倒しを抑制するというこれまでのヘイトベアーとはまた一味違ったベクトルを持つ能力で、レガシーではそのどちらも頻繁に使われるため、効くデッキは多そうです。
能力の範囲を整理すると、
・上の能力・・・マナ加速からの炎の中の過去・むかつき・自然の秩序等の減速、2マナランドからのショーテル・騙し討ちの減速、ストンピィ系全般の減速、強大化・漂流等の探査対策、終末等の奇跡対策など。非生物に対する用途なので主にコンボ対策。
・下の能力・・・暴露・Will・目くらまし・激励・火炎破等のピッチ禁止、水蓮の花びら・LED・各種モックス・メムナイト等0マナ呪文対策、全知対策、祖先の幻視等待機呪文対策、続唱対策、戦慄の復活・陰謀団式療法等マナのかからないFB対策、ウギンの目からのミミックキャスト禁止など。こちらは生物呪文にも対応しているため更に範囲は広い。
主要なカードはこの辺りでしょうか。
基本的にはサイド用のカードですが、5色人間にはメインでも使われそうで、タッチ青デスタクに1〜2枚挿してサーチ要員としても面白そうです。
2、燃えがら蔦
呪文ショック系+置物破壊内蔵のエンチャント。非生物限定かつダメージは1点なものの、こちらも自分には影響がないのでダメージレースの邪魔をせず、2マナと軽い上に置物対策にまでなるので、範囲が大幅に広がりデッキのスロットを空けることにも貢献しそうです。破壊的な享楽と比較した場合、置物破壊の部分だけ見ると当然トータルのコストは重いですが、先置きできて狼狽の嵐に引っかからないというメリットもあるので、ほとんどの場合丸々差し替えても問題なさそうと考えています。
デルバー系・コントロール系・コンボ系などのドロー呪文が多いデッキに対して効くのはもちろんですが、デスタクの薬瓶や装備品・青白石鍛冶系の装備品やBTB・エルドラージやストンピィ系のチャリス・土地単の踏査等の置物対策にもなることを考えると、レガシー環境ではほぼ効かないデッキはなく、バーンでは役割の似ている硫黄の渦とメインで差し替えるために緑をタッチする価値はあると思います。
3、予見のスフィンクス
青で4マナ4/4飛行+メリット持ちは高マナレシオと言えど、生物の部分だけ見ればレガシーでは基本的に見向きもされませんが、ゲーム開始時にハンドにあればタダで占術3できるというのはなかなかすごいのではないかと思います。もちろん大長サイクルや血清の粉末のように手放しでどんなデッキにも入るわけではありませんが、メリットデメリットを考慮してデッキや構築をすれば、十分活用できそうな気がします。
現段階は青単ストンピィと青黒リアニに入れてみたいと考えています。
ストンピィ系は言わずもがな初手が重要でしかも軽量ドローもないので、これで引きムラ補填やマリガン回避に貢献し1ターン目チャリスや三球の確率を高めることができます。ストンピィ系なので金属モックスの餌としても使えるのと、大長サイクルとは違い素出しできる範囲なので、生物の戦力として青単ストンピィなら十分カウントできる性能だと思います。
青黒リアニも基本的には1〜2ターン目までにコンボ完成させるための潤滑油として使いますが、ストンピィと同様こちらはWillの餌として使える上にルーティングがあるのでハンドに残っても処理する方法は多く、思ったより腐りにくいのではないかと思います。リアニでもギリギリ素出し範囲なので、最悪時間稼ぎとしても使えそうでうす。
4、舞台照らし
赤に時折見られる擬似ドローですが、絢爛達成していると1マナでアドが取れるというのはレガシーでも破格だと思います。条件の達成のことを考えると、入れたいのはバーンか果敢型URデルバー辺り。ちなみにURデルバーで使った場合Willのような打ち消しが捲れると腐ってしまいそうですが、相手からしたらそれが見えたことで1ターン本命の呪文を撃てなくなるので代わりにテンポを取ることができるということになるので、案外悪くないかもしれません。
5、批判家刺殺
絢爛達成で1マナ3点火力になるソーサリー。バーンでもこれ以上1マナ3点火力は必要ないかもしれませんが、裂け目の稲妻や溶岩の撃ち込みよりも使い勝手がいい場合もあるので、差し替え候補として検討はできると思います。
6、雷電支配
X火力はレガシーでは重すぎて全くと言っていいほど使われませんが、これの場合はインスタントタイミングで踏み倒しとして利用することができるので、使いでがありそうです。
例えば打ち消しを構えながらエンド前に除去として使用しつつ、祖先の幻視の待機を踏み倒すというのが最もストレートな使い方でしょうか。待機呪文が撃てなくても、カウンターバーンのようなコントロールなら、重いですが隙を作らずネメシスや神ジェイスを置けるで、打ち消しを使う側からしたらマスカン確定。打ち消されてもターンが帰ってきたらこれで出す予定だった本命を改めて出せるので、かなりいやらしい動きができます。
予言によりデッキでも5枚目として運用できるし、インスタントタイミングで均衡の復元を撃てるようになるというのはなかなか強烈だと思います。
新年の挨拶としてはもうかなり経ってしまっていて大会に出向く頻度も日記を書く頻度も落ちていますが、モチベーション自体はあるので相変わらずオリジナルデッキを試行錯誤する日々ではあります。
しかし今の環境は健全になったとはいえ新たなオリジナルデッキをなかなか大会レベルにまで持っていけないのが災いして、未だにコレといったデッキを見つけ出せずにいるのが現状です。
そんな中、先日新セットであるラヴニカの献身のフルスポイラー発表されました。やはり新セットはオリジナルデッキを作る上で一番のモチベーションになるので、いち早くレガシー級のカードを見つけ出し自分に合うデッキを作るという目的も踏まえて、今回も個人的注目カードを挙げていきたいと思います。
1、アゾリウスの造反者、ラヴィニア
スポイラー初期に公開され話題になった青白の新ヘイトベアー。伝説ですが能力は自分に影響はないので、自分の構築に制限がかからないのが強み。
能力が2つあり範囲が若干複雑ですが、基本的にはマナ加速や代替コストによる踏み倒しを抑制するというこれまでのヘイトベアーとはまた一味違ったベクトルを持つ能力で、レガシーではそのどちらも頻繁に使われるため、効くデッキは多そうです。
能力の範囲を整理すると、
・上の能力・・・マナ加速からの炎の中の過去・むかつき・自然の秩序等の減速、2マナランドからのショーテル・騙し討ちの減速、ストンピィ系全般の減速、強大化・漂流等の探査対策、終末等の奇跡対策など。非生物に対する用途なので主にコンボ対策。
・下の能力・・・暴露・Will・目くらまし・激励・火炎破等のピッチ禁止、水蓮の花びら・LED・各種モックス・メムナイト等0マナ呪文対策、全知対策、祖先の幻視等待機呪文対策、続唱対策、戦慄の復活・陰謀団式療法等マナのかからないFB対策、ウギンの目からのミミックキャスト禁止など。こちらは生物呪文にも対応しているため更に範囲は広い。
主要なカードはこの辺りでしょうか。
基本的にはサイド用のカードですが、5色人間にはメインでも使われそうで、タッチ青デスタクに1〜2枚挿してサーチ要員としても面白そうです。
2、燃えがら蔦
呪文ショック系+置物破壊内蔵のエンチャント。非生物限定かつダメージは1点なものの、こちらも自分には影響がないのでダメージレースの邪魔をせず、2マナと軽い上に置物対策にまでなるので、範囲が大幅に広がりデッキのスロットを空けることにも貢献しそうです。破壊的な享楽と比較した場合、置物破壊の部分だけ見ると当然トータルのコストは重いですが、先置きできて狼狽の嵐に引っかからないというメリットもあるので、ほとんどの場合丸々差し替えても問題なさそうと考えています。
デルバー系・コントロール系・コンボ系などのドロー呪文が多いデッキに対して効くのはもちろんですが、デスタクの薬瓶や装備品・青白石鍛冶系の装備品やBTB・エルドラージやストンピィ系のチャリス・土地単の踏査等の置物対策にもなることを考えると、レガシー環境ではほぼ効かないデッキはなく、バーンでは役割の似ている硫黄の渦とメインで差し替えるために緑をタッチする価値はあると思います。
3、予見のスフィンクス
青で4マナ4/4飛行+メリット持ちは高マナレシオと言えど、生物の部分だけ見ればレガシーでは基本的に見向きもされませんが、ゲーム開始時にハンドにあればタダで占術3できるというのはなかなかすごいのではないかと思います。もちろん大長サイクルや血清の粉末のように手放しでどんなデッキにも入るわけではありませんが、メリットデメリットを考慮してデッキや構築をすれば、十分活用できそうな気がします。
現段階は青単ストンピィと青黒リアニに入れてみたいと考えています。
ストンピィ系は言わずもがな初手が重要でしかも軽量ドローもないので、これで引きムラ補填やマリガン回避に貢献し1ターン目チャリスや三球の確率を高めることができます。ストンピィ系なので金属モックスの餌としても使えるのと、大長サイクルとは違い素出しできる範囲なので、生物の戦力として青単ストンピィなら十分カウントできる性能だと思います。
青黒リアニも基本的には1〜2ターン目までにコンボ完成させるための潤滑油として使いますが、ストンピィと同様こちらはWillの餌として使える上にルーティングがあるのでハンドに残っても処理する方法は多く、思ったより腐りにくいのではないかと思います。リアニでもギリギリ素出し範囲なので、最悪時間稼ぎとしても使えそうでうす。
4、舞台照らし
赤に時折見られる擬似ドローですが、絢爛達成していると1マナでアドが取れるというのはレガシーでも破格だと思います。条件の達成のことを考えると、入れたいのはバーンか果敢型URデルバー辺り。ちなみにURデルバーで使った場合Willのような打ち消しが捲れると腐ってしまいそうですが、相手からしたらそれが見えたことで1ターン本命の呪文を撃てなくなるので代わりにテンポを取ることができるということになるので、案外悪くないかもしれません。
5、批判家刺殺
絢爛達成で1マナ3点火力になるソーサリー。バーンでもこれ以上1マナ3点火力は必要ないかもしれませんが、裂け目の稲妻や溶岩の撃ち込みよりも使い勝手がいい場合もあるので、差し替え候補として検討はできると思います。
6、雷電支配
X火力はレガシーでは重すぎて全くと言っていいほど使われませんが、これの場合はインスタントタイミングで踏み倒しとして利用することができるので、使いでがありそうです。
例えば打ち消しを構えながらエンド前に除去として使用しつつ、祖先の幻視の待機を踏み倒すというのが最もストレートな使い方でしょうか。待機呪文が撃てなくても、カウンターバーンのようなコントロールなら、重いですが隙を作らずネメシスや神ジェイスを置けるで、打ち消しを使う側からしたらマスカン確定。打ち消されてもターンが帰ってきたらこれで出す予定だった本命を改めて出せるので、かなりいやらしい動きができます。
予言によりデッキでも5枚目として運用できるし、インスタントタイミングで均衡の復元を撃てるようになるというのはなかなか強烈だと思います。
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