今回は3回に渡りましたが、これで灯争大戦の注目カードは最後です。
もう本日発売に迫っているのでギリギリアウトかもしれませんが、急いで挙げ切りたいと思います。


12、夢を引き裂く者、アショク
黒を含む混成マナなので暗黒の儀式から1ターン目に出すことができれば、フェッチを腐らせられることで強力なマナ拘束力を発揮できる。リアニ相手にはフェッチと納墓を禁止しつつ-1能力で墓地掃除も兼ねるのでありがたい。しかしどの能力も場の戦況には何も影響を与えないので場持ちは悪く、出るのが少しでも遅くなれば間に合わず一気に弱くなってしまうのが難点。

13、支配の片腕、ドビン
アメ棘のようなコスト増加の常在型能力を持つPW。範囲は狭まっているが、エンチャントやPWは元々数が少ないので、対コンボやコントロールの拘束力としては十分効果を発揮できそう。
青系ストンピィでは自分でもWillを使いたいことが多いため、三球のような全体に被害が及ぶ置物は使い辛く他に選択肢がなかったが、これでようやく1ターン目から出せる選択肢ができたのが非常に嬉しい。-1能力はあくまで時間稼ぎだけの能力だが、それで自身も守れて最大5回も使えるので思った以上に硬そう。アンティキティーストンピィでは、アンティキティー戦争のⅢに到達するまでの時間稼ぎとして正にうってつけ。

14、時を解すもの、テフェリー
奇跡や青白系石鍛冶が主に対コントロール用のサイドとして使われそうなPW。常在型能力のおかげで打ち消しや除去を気にせずフィニッシャーを安全に着地することができる。
+1能力は、特に奇跡で使うと思案を相手のターンに撃って終末を奇跡したり相手の動きを見てから相殺の積み込みができるなど、独楽を彷彿とさせるようないやらしい動きができるのでデッキに合っている。
-3能力はソーサリータイミングだが3マナで範囲の広い排撃を撃ちながら場に残ると考えたらCPは上々で、最低でもドローだけはできるので基本的にはメインに入れても腐ることはないが、デルバー系相手や常在型能力の方があまり効かないデッキに対してはやや重いので、採用枚数は抑えた方が良さそう。

15、崇高な高匠、サヒーリ
青単色でも使えるヤンパイ(もしくは果敢のないメンター)とも言えるPW。
単純に赤青系の中速〜コントロール寄りのデッキのフィニッシャー候補にもなるが、それならより軽いヤンパイでいいため、できれば-2能力を活かせられる構成で使用したいが今の所コレという使い道は思いついていない。しかし何かやらかしてくれそうなので現在考案中。
ダブシンなのがネックだが、0マナアーティファクトと相性がいいのでアンティキティー戦争を入れた青ストンピィに入れて追加のサイ枠にしたい。

16、爆発域
0マナアーティファクトやトークンには対処できないものの、漸増爆弾が土地になったことでデッキに入る幅が大きく広がった。レガシーではもみ消し以外では打ち消されないというメリットも後押しして、万能除去としてあらゆるデッキのメインからの採用が十分考えられる。
例えばPOXや青黒系・赤青系コントロールのようなエンチャントを破壊できない色のデッキでもわざわざサイドに漸増爆弾を取らなくてもよくなるのが強化点となり、土地単でも使い回しの効く漸増爆弾を得たことでコントロール力が更にアップ。輪作から持ってこれるので1枚挿しでも十分運用できる。エルドラージストンピィやポスト系・MUDでは色マナの基盤を一切壊すことなくメインから生物や置物に対応できるようになった。前者はダメージレースを制しやすく後者は時間稼ぎになるのでどちらもマッチしている。
ただしあくまで土地なので、土地単では一番割りたい月やBtBのような土地対策にはまとめて引っかかってしまうので過信は禁物ではある。

コメント

nophoto
通りすがりのPW
2019年5月3日12:18

サヒーリは−2能力で梟にアンコウをコピーする事ができるので、ヤンパイも併せて点と面の両方で押すグリクシスミッドレンジとかどうでしょう。

よしお
2019年5月8日17:45

>>通りすがりのPWさん
コメントいただきありがとうございます。
確かにブロッカーがいない状態で梟が5点で殴れるのはいいですね。あとはヤンパイと両方取れる枠があるかになってくると思いますが、個人的にグリクシスミッドレンジは最も好きなアーキタイプなので、一度煮詰めていきたいと思います。

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