1/26 第124回KMC結果
2020年1月27日 Magic: The Gathering先週テーロスの還魂記も発売され、個人的注目カードも挙げていないぐらい更新が止まってしまう程のサボりっぷりではありますが、水面下では事前の予約や調整自体はコツコツ進めていました。
レガシーではその中でも最も注目度が高いカードといえば、令和のヨグウィルこと死の国からの脱出。LEDやペタル+思考停止と組み合わせることで瞬殺できるコンボデッキが公開から瞬く間に広まりました。
2マナと軽く同じカードを何回でも撃つことができるこれはヨグウィルにない強さで、ポテンシャルはかなり高そうと思い自分もそのコンボの調整に乗り出しました。
UR・ジェスカイ・グリクシス・ティムールと、様々なカラーを試し、サイドメンターを取れるジェスカイか夏の帳を取れるティムールかで悩みに悩み、最終的に今回のKMCではティムールカラーで決定。
そのレシピがこちら。
4水蓮の花びら
4ライオンの瞳のダイアモンド
4渦まく知識
4思案
4定業
3ギャンブル
3発生の器
2呪文貫き
2夏の帳
1狼狽の嵐
4死の国からの脱出
4思考停止
1ぶどう弾
4意志の力
44
2Volcanic Island
1Tropical Island
3島
1山
1森
4沸騰する小湖
4霧深い雨林
16
SB
2沈黙の墓石
2自然への回帰
1夏の帳
1狼狽の嵐
1花の絨毯
1ザンティッドの大群
2厚かましい借り手
1紅蓮地獄
1削剥
1渋面の溶岩使い
2王冠泥棒、オーコ
15
ライブラリーアウトもしくは夏の帳を撃たれると勝てない相手に関しては、追加の勝ち手段としてぶどう弾を採用。最悪ストーム2〜3で素撃ちしてもデスタクなどの厄介な生物に当てられるため腐る場面は少ないと踏みました。
脱出コストを払うために墓地を多く消費するため思考掃きを取っていることが多いですが、個人的には調整中あまりしっくりこなかったので他の選択肢はないかと考えたところ、発生の器に辿り着きました。序盤は2ターンと合計3マナを消費してしまいますが、設置は1マナと軽くて構えられるので隙は小さく、うまくいけばこれ1枚で脱出ハンド+LED墓地送り+思考停止墓地送り+墓地肥やしとコンボパーツ全てにアクセスできる可能性があり、それが決まれば3ターン目にほぼ確実にコンボが決められます。実際はそううまくいきませんが、どれか一つでも噛み合えば御の字で最悪土地をもらうこともできるので悪くありません。
サイド後は確実に墓地対策がキツくなるので、サージカル対策に沈黙の墓石、置物系墓地対策には自然への回帰、対処できなかった時の別の勝ち手段として単体で強いオーコを採用。また、創造者カーンがかなり厳しいので、厚かましい借り手でバウンスと戦闘による破壊を兼ね備えます。
さて、それでは大会の結果です。
今回は参加人数62人の6回戦。
1回戦目:サルベイジャーコンボ ×○○
1Gは先にメンター無限パンプ決められ、2Gはオーコ無双
3G、思考停止を探すも先にメンターからトークンをばら撒かれターンを返せば死ぬところまで来てしまったのでコンボ強制始動。幸い思案から1発で思考停止を引き当てられた
2回戦目:バント石鍛冶 ○○
ゆっくりな相手なのでかなり楽に倒せた。
3回戦目:忍者 ○○
忍術でアドを取られるも、妨害をきっちり抱えて勝ち。
2Gはオーコで時間を稼ぎつつ沈黙の墓石でフェアリーの忌み者を先に使わせる。マナファクトが抜かれたが土地は伸びたのでコンボスタート。墓地にLEDが落ちたため勝ち。
4回戦目:スニークショー ×○×
1Gは母聖樹からスニーク→エムラ。2Gは先にスニークを置かれるがハンドに生物なし。返しに割って時間を稼ぎコンボ→ぶどう弾で勝ち。3Gは先にこちらが動くも相手の方が妨害が多く空振り。返しにスニーク→エムラで置いていた沈黙の墓石もろとも滅殺。ドローゴーが続き職工を置かれるもぶどう弾でなんとか処理と思ったらサージカルで脱出を抜かれジエンド。
5回戦目:感染 ×○×
流石に無理。2Gは先にオーコが着地できたため抑え込めたが速度、妨害共に相手の方が強く相性はかなり悪い。
6回戦目:研磨基地脱出 ○××
2マナランドやアーティファクトを基調とした、一般的なタイプとは違う脱出コンボ。サイド後どちらも黒力線スタートで速度が落ちヘルムコンボでいかれる。特に3Gは思考停止がなかなか来ず力戦を割っても更に出てきてヘルムも2枚来て防戦一方なところに脱出と研磨基地を置かれ終了。
3連勝でこれはいけるかと思いきや痛恨の3連敗で3-3。
トップ8には脱出コンボは残らなかったものの、周りを見渡すと使っている人をかなり見かけたので少し驚き。ただ結果にも出ているように、脱出ストームは強いですがサイド後はどうしても墓地対策に苦しむことになるので、体感としては決して強過ぎるということはないかなと思います。特にメインから墓地対策を取っているスローデプスやマーベリックにはかなりの苦戦を強いられると思うので、サイド後含め別の勝ち手段をもっと充実させる必要があるなと感じました。
今回はティームールカラーでしたが、そう考えると次なる選択肢はやはりメンターの取れるジェスカイが良さそうです。別の勝ち手段として調整によってはメインから入れるのも悪くないかもしれません。
今色んな型が試されている最も旬なデッキの脱出コンボ。形が決まるまではもう少し煮詰める必要がありますがバリエーションは豊富なので、今後も様々な形で見ることになりそうです。
レガシーではその中でも最も注目度が高いカードといえば、令和のヨグウィルこと死の国からの脱出。LEDやペタル+思考停止と組み合わせることで瞬殺できるコンボデッキが公開から瞬く間に広まりました。
2マナと軽く同じカードを何回でも撃つことができるこれはヨグウィルにない強さで、ポテンシャルはかなり高そうと思い自分もそのコンボの調整に乗り出しました。
UR・ジェスカイ・グリクシス・ティムールと、様々なカラーを試し、サイドメンターを取れるジェスカイか夏の帳を取れるティムールかで悩みに悩み、最終的に今回のKMCではティムールカラーで決定。
そのレシピがこちら。
4水蓮の花びら
4ライオンの瞳のダイアモンド
4渦まく知識
4思案
4定業
3ギャンブル
3発生の器
2呪文貫き
2夏の帳
1狼狽の嵐
4死の国からの脱出
4思考停止
1ぶどう弾
4意志の力
44
2Volcanic Island
1Tropical Island
3島
1山
1森
4沸騰する小湖
4霧深い雨林
16
SB
2沈黙の墓石
2自然への回帰
1夏の帳
1狼狽の嵐
1花の絨毯
1ザンティッドの大群
2厚かましい借り手
1紅蓮地獄
1削剥
1渋面の溶岩使い
2王冠泥棒、オーコ
15
ライブラリーアウトもしくは夏の帳を撃たれると勝てない相手に関しては、追加の勝ち手段としてぶどう弾を採用。最悪ストーム2〜3で素撃ちしてもデスタクなどの厄介な生物に当てられるため腐る場面は少ないと踏みました。
脱出コストを払うために墓地を多く消費するため思考掃きを取っていることが多いですが、個人的には調整中あまりしっくりこなかったので他の選択肢はないかと考えたところ、発生の器に辿り着きました。序盤は2ターンと合計3マナを消費してしまいますが、設置は1マナと軽くて構えられるので隙は小さく、うまくいけばこれ1枚で脱出ハンド+LED墓地送り+思考停止墓地送り+墓地肥やしとコンボパーツ全てにアクセスできる可能性があり、それが決まれば3ターン目にほぼ確実にコンボが決められます。実際はそううまくいきませんが、どれか一つでも噛み合えば御の字で最悪土地をもらうこともできるので悪くありません。
サイド後は確実に墓地対策がキツくなるので、サージカル対策に沈黙の墓石、置物系墓地対策には自然への回帰、対処できなかった時の別の勝ち手段として単体で強いオーコを採用。また、創造者カーンがかなり厳しいので、厚かましい借り手でバウンスと戦闘による破壊を兼ね備えます。
さて、それでは大会の結果です。
今回は参加人数62人の6回戦。
1回戦目:サルベイジャーコンボ ×○○
1Gは先にメンター無限パンプ決められ、2Gはオーコ無双
3G、思考停止を探すも先にメンターからトークンをばら撒かれターンを返せば死ぬところまで来てしまったのでコンボ強制始動。幸い思案から1発で思考停止を引き当てられた
2回戦目:バント石鍛冶 ○○
ゆっくりな相手なのでかなり楽に倒せた。
3回戦目:忍者 ○○
忍術でアドを取られるも、妨害をきっちり抱えて勝ち。
2Gはオーコで時間を稼ぎつつ沈黙の墓石でフェアリーの忌み者を先に使わせる。マナファクトが抜かれたが土地は伸びたのでコンボスタート。墓地にLEDが落ちたため勝ち。
4回戦目:スニークショー ×○×
1Gは母聖樹からスニーク→エムラ。2Gは先にスニークを置かれるがハンドに生物なし。返しに割って時間を稼ぎコンボ→ぶどう弾で勝ち。3Gは先にこちらが動くも相手の方が妨害が多く空振り。返しにスニーク→エムラで置いていた沈黙の墓石もろとも滅殺。ドローゴーが続き職工を置かれるもぶどう弾でなんとか処理と思ったらサージカルで脱出を抜かれジエンド。
5回戦目:感染 ×○×
流石に無理。2Gは先にオーコが着地できたため抑え込めたが速度、妨害共に相手の方が強く相性はかなり悪い。
6回戦目:研磨基地脱出 ○××
2マナランドやアーティファクトを基調とした、一般的なタイプとは違う脱出コンボ。サイド後どちらも黒力線スタートで速度が落ちヘルムコンボでいかれる。特に3Gは思考停止がなかなか来ず力戦を割っても更に出てきてヘルムも2枚来て防戦一方なところに脱出と研磨基地を置かれ終了。
3連勝でこれはいけるかと思いきや痛恨の3連敗で3-3。
トップ8には脱出コンボは残らなかったものの、周りを見渡すと使っている人をかなり見かけたので少し驚き。ただ結果にも出ているように、脱出ストームは強いですがサイド後はどうしても墓地対策に苦しむことになるので、体感としては決して強過ぎるということはないかなと思います。特にメインから墓地対策を取っているスローデプスやマーベリックにはかなりの苦戦を強いられると思うので、サイド後含め別の勝ち手段をもっと充実させる必要があるなと感じました。
今回はティームールカラーでしたが、そう考えると次なる選択肢はやはりメンターの取れるジェスカイが良さそうです。別の勝ち手段として調整によってはメインから入れるのも悪くないかもしれません。
今色んな型が試されている最も旬なデッキの脱出コンボ。形が決まるまではもう少し煮詰める必要がありますがバリエーションは豊富なので、今後も様々な形で見ることになりそうです。
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